二日目
グランド・ハイアット・バリ
今朝も目覚めがよい。まだ朝靄が少し残っている庭に目をやりそっとガラス戸を開ける。昨夜も雨が降ったらしい。
小鳥の囀りが聞こえ、
ゆっくりと差し込む朝日が植物の水滴をキラキラと輝かす‥この爽快感は、
バリの「体温」と思える瞬間でした。
ブーゲンビレア、カンナ、
ハイビスカス、プルメリア‥
色鮮やかな花たちが静かに佇むそのむこう側、早々とプールの白いパラソル。
喫煙者ならこんなシチュエーションの中で、タバコをくゆらしたくなるのでは?
クラブラウンジ前の通路。後ろ姿はホテルのスタッフ。
クラブラウンジの正面(入り口)。ここはエアーフリーです。
 

朝食のバイキング。現地時間8時、
ここでの朝食は遅いみたいでした。

フルーツやパンの種類も豊富で、
美味。
フルーツのカッティングが大きい。

クラブラウンジの周囲はスイレンの咲く池で、まさに「モネ」の絵画の世界。
感激!
バリ島のスイレンは、
日本の睡蓮とは花形が違う
熱帯スイレンです。
通路の掃除をしているユニホーム姿のスタッフ。みんなとても優しいですよ。
この鳥は近くまで来ましたよ。とても慣れているみたいで‥
可愛いでしょ?
ロビーの周りにもスイレンの花がいっぱい咲いていて、シャッターを押しまくってしまいました。とっても綺麗でした。
いよいよ今日からバリ観光。
ウエートレスの人(名前を聞けば良かったな)
に、
個人的にタクシーを紹介していただきました。
(ホテルのフロントで紹介し
てもらうと料金が高い)
ここで要注意。
タクシーは近いところならメータータク
シー、各地を観光して 8時間くらいの予定なら一日チャーターしたほうが安い!
チャーターするときは、乗る前に料金の交渉を忘れないで。日本のお金やUSドルでの支払いもOKで\4,000でした。
日本語が出来る人も多いですね。
彼の名前は
「マティ」さん、バリ人です。
ヌサドゥアのゲートを出て一路「ウブド」へ‥。
ウブドは、
のどかで緑豊かな田園風景と芸術で知られる村。
ウブド
ラヤ・ウブド通り、日本車が多い。
ラヤ・ウブド通り、オーストラリアからの観光客も多い。まずは、宮殿へ。
ウブド村の王宮、サレン・アグン宮殿。16世紀に建設された
ウブド王朝の宮殿跡。
庭の中に王家の建物が点在している。
ちょっと神秘的で不思議な空間。
色とりどりの南国の花が咲き乱れ、静寂な空間にミスジチョウがすうーと目の前を横切って、花影に羽を休める‥記憶のなかに、確かにこんな夏があった。
ふっと過ぎた時間がよみがえる。
オブジェ?の頭上には
お供えの花がある。バリでは毎朝お供えをする習慣がある。
宮殿の庭の片隅、落花したプルメリアでさえも趣がある‥。

最初の予定では、ウブドの町は歩きで散策と思っていたのですが、お昼までにキンタマーニに行きたかったので、時間と暑さとの戦いを考慮して断念。タクシーで回りました。雨季のバリは本当に暑かったです。湿度が高く(85%位)カメラを構えていると、汗が背中を流れる落ちて行くのがわかりました。ペットボトルの飲料水は必ず持参の事。
タクシーの中はエアコンが効いていて、まさに天国!(ほんの2〜3分の距離です)次の目的地は、パサール・ウブド。

パサール・ウブド(マーケット)にお供えが沢山。人々の信仰心の深さがここにも見られました。そう、タクシーの運転席前にもありましたね。
お土産などに人気のカゴなどがこんなに沢山。
布(イカット)や布製品など
果物‥ジャンクフルーツ、マンゴー、マンゴースチン、バナナなど。
果物‥ドリアン、アクセサリーなどの銀製品、木彫りの装飾品や置物。
野菜‥トマト、唐辛子、瓜類など。
木彫りの人形など
お土産用のバリ猫

ウブドは、匂いや会話など庶民の生活を肌で感じる事が出来る。庶民の物価は、驚くほど安いです。交渉次第。
ウブドの芸術を鑑賞しょうと、ウブドで一番古い歴史あるプリ・ルキサン美術館
(インドネシア語で優れた芸術の宮殿の意)に向かいました。
入館料RP.20,000
でチケットを購入、もらったパンフレットが日本語。これにはビックリ。

緑の小道の石段を行き着くと、たくさんの名作を展示する宮殿風の3つの建物が、緑が美しい庭園の中にあった。
正面入口です。壁の絵画も魅力的。
静かな環境の中で絵を描く人の姿も見られた。
 正面横にある記念脾

 イ・ワヤン・アユン作「蛙の王様」

いろいろな熱帯の花が咲き誇る庭。
庭を散策するのも楽しい。
ブーゲンビレアとプルメリアのハーモニー。
優しい蓮の花
 蓮池のオブジェ。
 雨季のせい?草丈が長いのは。

 赤がひときわ目立つヘリコニア


名残はつきないけれど美術館を後にした。一路、キンタマーニへと向かった。
マティさんは「山の天気が写真撮影に良い時間帯は、お昼頃の1〜2時間だよ。他の時間は、雲で隠れて見えない。」
と言う。移動中の車窓からウブド郊外を楽し
む。
道の両側に、ズラリとお土産店らしきお店が並んでいるのだ。見ていてこれ
が結構飽きないのだ。
バリの人々の生活を身近に感じるからであろう。さらに奥
に進むと、学校帰りの子供たちに出会った。
「今日は祭りなので学校は午前中で
終わり。」とマティさん。そして、今はお祭りの多い時期だと言った。これはラッキー。
少し行くと小さな(有名な寺院と比べて)寺院のお祭りに出会った。

 寺院の正面。割れ門ですが、
 ここを通り抜けると
 人は浄化されると考えられ
ている。
 バリではシンメトリー(左右対称)を
 好みます。竹飾り(ベンジョー
ル)は
 天と地をつなぐ龍をあらわしたもの。
バリ・ヒンズー教のお祭りをちょっと拝見。四層の塔(メル)が一基。通常は奇数で、寺院の格式が高くなるほど高層のメルを建てることが出来るそうだ。
人々が少し集まって来た。犬もいる。
女の人が頭の上にお供物をのせて運んできた。間近に見て、ちょっと感動。
すごい!圧倒されてしまった。
神聖な儀式のじゃまをしてはいけないので、門の外から中を一枚。お供物並んでいますがまだまだ準備中のようです。
出店も有ります。正装した女性がお供物を運んで来た。
お祭りでは、闘鶏がおこなわれるらしい。
出番前の静けさ‥。
お供物でしょうか。寺院に向かっていた三人娘?
キンタマーニ高原

再び田園風景の中を進むとテガラランに着いたのですが(ウブドからここまで約15分の距離ですが)途中で寺院に寄り道したのでタイムオーバーです。そこでテガラランは帰りに、ゆっくり見学することにしました。
ゆるやかな坂道を山に向
かうこと10分くらいでしょうか山が見えてきました。
通行料(カメラ持ち込み料
と車1台分、駐車料など)RP20,000支払いブヌロカンの展望台に到着。

眼の前の雄大なパノラマに思わず「うわー、すっごいねー‥」マティさんの指示に従ったコース順で、雨季にもかかわらず最高のキンタマーニに出会えた。ここは標高1500mの高原リゾート地、少し涼しい。
すぐ前にクレーターをもつ標高
1717mのバトゥール山、その山肌には黒い溶岩流の痕跡が残っている。
青く澄ん
だ水のカルデラ湖であるバトゥール湖、そのむこうに標高2153mのアバン山がそそり立っている。
さて、ランチタイムだね‥マティさんのお薦めのレストランに案内してもらった。インドネシア料理のビュッフェレストラン「グランド・プンチャ・サリ」。ナシ・ゴレン(炒飯)や野菜の炒め物が美味しかった。
水分補給にアクア(水)を1本買った。3階はオープンエアーになっていて高原の風を感じながら食事が出来ます。車に乗り込みバトゥール山を見上げると、少し雲がかかり始めていた。
テガララン
テガラランに着いた。階段のような緑のライステラスが渓谷にむかって広がっていて、そのむこうには椰子の木が生い茂っている。
バリの稲作は一年に2〜3回収
穫するそうです。この時期ちょうど稲の緑がきれいな時だったので、ラッキーでした。
また木彫りで有名な地域のせいか、その製品などの物売りが寄ってくる。
交渉しだいで安く買えるらしい。
雑誌でチェックした「カンプンカフェ」に
立ち寄りたくてまずお店を探した。
看板です。
通り道から少し脇にありました。
バリニーズでシンプルな入り口。中に黒いおおきな犬が寝ていてビックリ!
少し甘い物が食べたくてアップル・タルトを注文
バリのお店はオープンエアーが多い。
深呼吸してバリの緑色の風の匂い、
空気の感触などバリの時間に
溶け込んでみる‥。
ウブド
帰り道で、枝の付け根にゴロゴロとおおきな実をつけている木をたくさん見た。
後で聞いたらジャンクフルーツだそうです。
またウブドの町に戻り、こんどはメインストリートの一つモンキー・フォレスト通りを歩いてみた。学校らしきところで子供たちがボールで遊んでいた。
バリ・アートを販売しているお店が多い。いたるところに神様へのお供え物が
たくさんだ。小さいながらもウブドらしさのセンスを感じさせるブティックやガムラン楽器のお店、自然素材の雑貨店なども両サイドに並び、
ウインドーショッピングも楽しい。
道脇には自動車がズラリと駐車していて「シロタク」も多く、歩いていると誘いの声をかけてくる。
塀越しのマダ青いマンゴーの実
通りには、
庭があるカフェなども多く見られる。
さて、ホテルに帰えって一泳ぎしよう。
ホテルの敷地につくと、タクシーもセキュリティーチェックを受ける。
グランド・ハイアット・バリ
 ディナーはイタリアンレストラン
 「サルサ・ベルデ」で。
 ホテルの敷地が広
く、それぞれ
 独立した建物が庭に散在して
 いるのでレストランを探すのは
 大変で
した。
 海に近いところにオープンエアーの
 白いレストランはありました。
 
バリで感じたことの一つ、それは
 どこでも花瓶に直線状に
 花が生けられているこ
と。
 つまり、自然の花の美しさを
 生かしているのでしょう。
レストラン内です。満腹!少し夜の潮風に吹かれながら
庭を歩くのも心地よいもの。
気分にまかせて遠回りした庭で発見!なんとスイレンの花が開きはじめているではありませんか‥。
偶然の出会いをバリの神々に感謝。
お腹の心もいっぱいにして、ラウンジに戻ってきたらちょうど地元の若者のライブが‥
ゆったりとボサノバの曲がバリの夜に流れていく。